※王の権力が弱かったこの時代、有力諸候は独立国家のように振る舞い、ときには王家に敵対した。その最たるものがブルゴーニュとブルターニュの両家である。

※シャルル7世はジャンヌ・ダルクの導きにより、ランスで戴冠式を行った。中世フランスにおいては、王は戴冠式を経ることで聖性を帯び、正しく民衆を支配する正当な王になるとされた。